打倒ワークスに燃えるヨシムラが放つ
最強チーム、加賀山就臣/秋吉耕佑組が
鈴鹿300km耐久ロードレースから発進! |
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昨年の鈴鹿8時間耐久の表彰台は27年ぶりのヨシムラ優勝で、例年にない熱気に包まれた。エンジンチューニングの神様、ゴッドハンドと言われた故ポップ吉村(秀雄)が打倒ワークスを掲げ、巨大企業のホンダに挑み、勝利したのが8耐が始まった1978年と、80年だった。その後もヨシムラは8耐に参戦を続け、常にトップ争いに食い込む力を示しながら勝利することはなかった。それが悲願の優勝を飾ったのだ。表彰台にはポップ吉村の遺影を抱えた孫の陽平新監督、総監督でポップ吉村の息子である不二雄氏が登り3代にわたる男たちの歴史が8耐勝利の重みを感じさせた。
近年の8耐は97年から06年までホンダが10連覇と圧倒的強さを示し支配していた。その連勝をヨシムラが止めたのだ。原動力となったのは加賀山就臣/秋吉耕佑のふたり。スズキワークスライダーであり、その勝負強さと速さは世界のトップレベルにある。ホンダに対抗できる力を持ったライダーがお互いを認め高めあうことで圧倒的強さを示すことに成功したのだ。
そして今年もふたりが組む。目指すは8耐2連覇だ。今年は秋吉耕佑が全日本ロードレース選手権シリーズに挑み、マシン開発をしながら8耐で最高のパフォーマンスを引き出すべく準備を重ねている。秋吉は「ライダーのわがままを聞いてもらい、順調にマシンの煮詰めが進んでいる。鈴鹿300qでは、そのポテンシャルの高さを示すことが出来ると思う」と自信満々だ。
加賀山はスーパーバイク世界選手権(WSB)から帰国し参戦する。加賀山のライダーとしての力量を疑うものはなく今回も俊足を披露してくれるはずだ。「鈴鹿300qで勝利を目指し攻め込むことで、マシンの熟成が進む。ここで勝つことで8耐への弾みがつく」と闘志満々。ライダーなら誰もが欲しいと願う8耐覇者の称号、加賀山と秋吉は、もう一度、その勲章を手に入れるために鈴鹿300km耐久ロードレースに挑む。 |
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ホンダは清成龍一/C・チェカ、スーパーバイク
世界選手権参戦の超強力ペアで参戦 |
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毎年ホンダは8耐ライダーのラインナップをギリギリまで決めない。速い者同士を組ませることで最高のパフォーマンスを引き出すためだ。昨年はイギリススーパーバイク(BSB)参戦の清成龍一とジョナサン・レイのコンビで鈴鹿300q耐久ロードレースの勝利を飾ったが、8耐本番では清成はジェームス・トスランドと組み、トスランドの転倒で無念のリタイヤとなった。
今年はともにスーパーバイク世界選手権を戦う清成とカルロス・チェカで鈴鹿300q耐久ロードレースに挑む。チェカは昨年8耐初参戦ながら予選PPを獲得し、決勝も岡田忠之と組んで2位表彰台に登った実績がある。清成も05年の8耐勝者である。加賀山/秋吉に対抗できるペアであることは間違いない。ホンダにとっては8耐勝利を奪回するためにも鈴鹿300q耐久ロードレースを落とすことは出来ないはず、必勝体勢で挑むことになる。 |
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06年8耐覇者、ホンダの伊藤真一組、
今季絶好調ヤマハの中須加克行らも
優勝を狙って参戦 |
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右から
加賀山/秋吉組に負けない速さを誇る渡辺篤
昨年の鈴鹿300km耐久ロードレースでは清成龍一とのコンビで優勝したジョナサン・レイ
06年8耐覇者の伊藤真一
全日本ロードレースで今季絶好調のヤマハの中須加克行 |
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| ヨシムラは2台を参戦させる。もう1台はイギリス、スーパーバイク選手権の渡辺篤と酒井大作。昨年に引き続いてのコンビで加賀山/秋吉に迫る速さを持つ。ホンダはジョナサン・レイとレオン・ハスラムのイギリス人コンビを送り込む。また06年8耐覇者の伊藤真一/辻村猛(ホンダ)も勝利を狙う。そして全日本ロードレースで開幕から2連勝と勢いに乗るヤマハの中須賀克行は一人で鈴鹿300q耐久ロードレースを走る。昨年も一人で3位に食い込んだ実績があり、今年は更なる上位を目指すことになる。 |
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| ライダーコンビネーション、チーム作戦に注目 |
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| 8耐を占う意味で重要な鈴鹿300q耐久ロードレースはライダーのコンビネーションなど見所が多い。ガソリン補給のピットインがあり、そこでのスタッフの動き、チーム作戦などが問われる。06年はヨシムラが勝ち、8耐ではホンダが勝った。07年はホンダが勝ち、8耐ではヨシムラが勝利している。今年はどんな戦いになり、8耐に影響することになるのか興味深い。 |