中日新聞 三重版
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本格的モータースポーツシーズン到来!
新生鈴鹿で2輪JSB1000、
4輪SGT、2&4ビッグレース一挙開催!!

 いよいよ本格的モータースポーツシーズンが開幕。2輪と4輪の国内トップカテゴリーJSB1000とS(スーパー)GTが同時に見られる「ケーヒン鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」が18日、19日の両日、リニューアルオープンしたばかりの鈴鹿サーキットで開催されるのだ。混乱の中ニッサンGTーRが先勝。ホンダNSX勢、トヨタ・レクサス勢が巻き返しを期すSGT。4人のチャンピオンが3メーカーに分かれて激戦を展開するJSB1000と、まさに話題、見どころ満載。新生鈴鹿のスタートを飾るにふさわしい1戦だ。

近藤マッチ監督歓喜のチェッカーフラッグ!
GTーR先勝。鈴鹿での雪辱に燃えるNSX勢、レクサス勢
 昨年全9戦中7勝を記録する、圧倒的な強さでシリーズを駆け抜けたニッサンGTーR勢。その中、開幕戦鈴鹿ラウンドと第2戦に連勝。終盤第8戦も制し、計3勝を記録した本山哲/B・トレルイエ組がシリーズタイトルを獲得した。それを受けての今シーズンは、昨年それぞれ1勝に終わったホンダNSX勢、トヨタ・レクサス勢の巻き返しが期待された。中でも注目は昨年1勝を記録。最後まで本山哲組とチャンピオン争いを続けたレクサスの立川祐路/R・ライアン組。予選で2度のPP(ポール・ポジション)を獲得する速さを見せ、NSX勢の中で唯一の勝利を飾った道上龍/小暮卓史組だ。前評判通りこの2チームは3月22日に行われた開幕戦で立川組が見事予選PPを、道上組が決勝レースで2位表彰台を獲得した。だがこのレースを制したのはタレントのマッチこと近藤真彦監督が率いるGTーRだった。予選3番手からスタートすると、JP・デ・オリベイラが雨の中を快走。途中交代した荒聖治も危なげない走りを続けて歓喜のチェッカーフラッグ。「ドライバーが指示通り走ってくれた。本当にうまく行った。もちろん今年はこの勢いでチャンピオンを狙う」。マッチ監督から早くもチャンピオン宣言がとび出したほどだった。GTーRが昨年同様の速さを見せたわけだが、これで逆に闘志に火がついたのがレクサス陣営、NSX陣営だ。道上は「次の鈴鹿に向けてマシンの課題も見つかった。そこを改良すれば行ける」ときっぱり。昨年ホンダからトヨタ陣営に移籍したのが、07年のチャンピオン伊藤大輔。開幕戦は10位の結果だったが「鈴鹿は僕の得意なコース。十分に優勝を狙える」と豪語。立川組同様鈴鹿での巻き返しを誓っていた。
開幕戦でPPを獲得した立川祐路/R・ライアン組レクサスSC430
鈴鹿に向けて自信を見せる道上龍(左)
鈴鹿で巻き返しを図る道上龍/小暮卓史組NSX(右)
開幕戦を制したJP・デ・オリベイラ、近藤真彦監督、荒聖治(左から)
悪天候の中、圧倒的な速さで開幕戦を制したJP・デ・オリベイラ組GT-R(左)
得意の鈴鹿で巻き返しをねらう伊藤大輔(右)
今年も大混戦、大接戦の予感!
多彩な車種がバトルをくり広げるGT300クラス
 スーパーGTシリーズはエンジンパワーなどで2つのクラスに分けられ、それぞれの優勝を争う。GT500が約500馬力に対しGT300は約300馬力のエンジンパワー。速さではGT500にかなわないがレースの内容は負けていない、どころかこちらの方が激しいほどだ。様々な車種が参戦。加えて毎年マシンが進化し、時にはニューマシンも参戦するからだ。今年も新しく制作されたフェラーリF430がデビューレースとなった開幕戦でいきなり予選PP。決勝を制したのは昨年デビューしたトヨタ・レクサスIS350だった。GT500同様ライバルたちが巻き返しを狙う鈴鹿ラウンド。紫電など鈴鹿を得意とするチームも多く、間違いなく大混戦、大接戦となるはずだ。
雨の開幕戦で優勝したGT300クラスのレクサスIS350
超豪華スーパースターが大挙出場!
世界が注目するロードレース国内最高峰JSB1000
 SGTがスポーツカーレースの最高峰なら、国内2輪ロードレースの最高峰がJSB1000だ。JSBとはジャパン・スーパーバイクの略で、その名が示す通りエンジン排気量1000tまでのビッグバイクをベースとしたマシンで争われる。ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキと、世界的に有名な4メーカーのマシンがしのぎを削っている。今年は4人のチャンピオン経験者に注目が集まる。過去4度シリーズチャンピオンに輝いたホンダの伊藤真一(ケーヒン・コハラレーシング)。同じホンダ陣営から02年のチャンピオン山口辰也も参戦。昨年のチャンピオン、ヤマハの中須賀克行、過去カワサキとホンダでタイトルを獲得。一度は引退した井筒仁康が、再びカワサキのマシンで参戦する。これ以外にも最速男の異名を持つ秋吉耕佑、(ホンダ)、真夏の祭典、鈴鹿8時間耐久レース、通称8耐で活躍するプライベートチームの雄、ヨシムラスズキの酒井大作も参戦。まさにスーパースターが結集した感のあるJSB1000。世界が注目する戦いとなった。
5度目のタイトルをねらう伊藤真一(左)
ケーヒン・コハラレーシングチームのホンダCBR1000RR(右)
昨年のチャンピオン、ヤマハの中須賀克行

新生鈴鹿初のビッグレース開催!
コースの安全性向上でさらなるハイスピードバトルに期待
 今回は大改修工事で生まれ変わった鈴鹿サーキット初の本格レースだ。各施設と同時にコースサイドのセーフティゾーンが広くなり、一部コースの舗装が新しくなったりと、これまで以上のスピードでバトルが展開されそう。また施設も3階建ての巨大なピットビル、順位を表示するリーダータワー。大きくなったグランドスタンド、その上の巨大な屋根も目を引く。だがそれ以外にもリニューアル、新設された施設は多い。パドックには食事などが楽しめるセンターハウスがそびえ、グランドスタンド裏のイベントスペース、グランプリスクエアも拡張された。また駐車場スペースも増設されると同時に、各施設へとつながる通路も整備され、安全性、利便性、快適性が向上。安心してレースが楽しめる環境が整っている。
大改修工事で大きく生まれ変わった鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキット
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